【医師解説】ダイエットの鉄則

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あなたはこの記事を読まれているということは、体重が減らずに悩んでいるのだと思います。検索すれば様々なダイエット法が紹介されており、何を取り入れるべきか悩んでしまいますよね。

そこであなたが正しいダイエットを選択できるよう、医学的に正しいダイエットの鉄則についてお話したいと思います。

ダイエットとは

そもそもダイエットの意味をご存じでしょうか。

言葉の意味としては


ダイエット(diet) [名](スル)
健康または美容上、肥満を防ぐために食事を制限すること。転じて、何らかの方法で減量すること。「1か月で3キロのダイエットに成功する」「ジョギングでダイエットする」
デジタル大辞泉

と説明されています。

そもそもはダイエットとは食事制限をことを指していましたが、昨今は減量につながる行為全般をダイエットと呼びます。

様々なダイエット法が流行っては消えてを繰り返しています。

ダイエットの流行

年代ごとに流行したダイエット法は以下の通りです

  • 1970年代:紅茶キノコダイエット
  • 1980年代:りんごダイエット/こんにゃくダイエット/ゆで卵ダイエット/エアロビクス
  • 1990年代:寒天ダイエット/黒酢ダイエット/ダイエットスリッパ
  • 2000年代:チョコレートダイエット/炭水化物抜きダイエット/キャベツダイエット/朝バナナダイエット/夜トマトダイエット/ヨーグルトダイエット/ビリーズブートキャンプ/バランスボール/加圧トレーニング/コアリズム/トレーシーメソッド/ヨガ
  • 2010年代:マイクロダイエット/ヒルズダイエット/プチ断食/糖質オフ/グリーンスムージー/ココナッツオイル/酵素/カーヴィーダンス/ロングブレスダイエット/耳つぼダイエット/骨盤枕

今となれば「なんでこんなダイエットが流行ったの?」と思うものもたくさんあります。明らかにおかしいダイエット法がたくさんあることを認識してください。同様に現在流行しているダイエットも、将来振り返ったときにほとんどが『おかしいダイエット法』になっていく可能性が高いのだと知って疑っていれば、流行に振り回されることはなくなります。

流行に振り回されないためにはダイエットの鉄則を理解しておくことが重要です。

鉄則を理解しておけば、自分のモノサシでダイエット法を判断し選択できるようになります。

ダイエットの鉄則

ダイエットの鉄則となるシンプルで絶対的な方程式があります。

それは

消費カロリー>摂取カロリ

です。

この方程式を満たしさえすればダイエットは必ず成功します。

もうひとつ大切な鉄則があります。それはダイエットの本来の目的は

健康になるため

だということです。

美容を優先で健康をおろそかにしたダイエットを行うことは絶対に避けなけばいけません。特に女性は健康ではなく美容を目的としてダイエットをする傾向が強いです。その結果ホルモンバランスを崩したり、拒食症になったりするばかりでなく、命を失うこともあります。

人の体には生きるうえで欠かすことができない栄養素がたくさんあります。偏った食生活を続けると、生きるうえで必要な栄養素が欠けてしまうため、様々な弊害を生じます。

ダイエット経験談

僕自身ダイエットに関しては色々経験しています。

僕は元々身長176㎝、体重63㎏とやや痩せ気味の体型でした。

ところが働きだして不規則な食生活になったことに加え運動不足になったため、体重が75㎏まで増えてしまいました。そのことが原因で腰痛もちになったあげくギックリ腰で寝込んでしまったのでダイエットを行う決心をしました。

まず行ったのが体重増加の原因を洗い出す作業です。

原因の洗い出しの際に利用するのが鉄則のひとつめ

消費カロリー>摂取カロリ

の方程式です。

体重が増えたということは方程式の不等号が逆になっているということです。

消費カロリー摂取カロリー

僕の場合は、仕事で一日中動き回っていましたしジョギングも行っていたので消費カロリーは問題なく、摂取カロリーの多いことが原因だと分かりました。

そこで食事のバランスはそのままに、食べる量を8割程度に減らしました。

正確にやるのであればカロリー計算を行うべきですが、僕の性格上長続きしないので腹八分目を心がけるのみにしました。

その結果、半年ほどで12㎏のダイエットに成功しました。

おすすめのダイエット法

人によってはカロリーを数値化した方が良いと思うので、自分の正確に合わせて行ってください。その日食べた物やカロリー、体重、運動の内容などを記録するレコーディングダイエット用のアプリがあるので利用するのもひとつです。

食事量を減らす際の工夫として、食事の前に白湯(ぬるめのお湯)をコップ1杯飲み、食事はサラダから食べ始めることで満腹感を得られやすくする方法がオススメです。

この方法は満腹感を得られるだけではありません。白湯を飲むことで胃腸のウォーミングアップになり消化吸収がスムーズになりますし、サラダを先に食べることで酵素と食物繊維で胃腸を満たし消化吸収排泄をスムーズにできます。

繰り返しになりますが過度な食事制限や偏った食生活は禁物です。リンゴだけ食べたり糖質制限したりするダイエット法は根強い人気がありますが、リンゴだけでは足りない栄養素がいっぱいありますし、糖質制限は急死する危険性があります。必要な栄養素をバランスよくカロリーオーバーにならない程度摂取することが重要です。

デスクワークやリモートワーク中心で運動をしていない方は、ダイエットの方程式の左辺にあたる消費カロリーが少ないことが体重増加の原因になっています。

その場合は消費カロリーを増やす必要があります。

理想は運動習慣を取り入れることです。

酸素を利用してエネルギー消費をする有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、自転車、エアロバイク、水泳など)は手軽に行える反面、ある程度の時間行わないと効果が得られないという欠点があります。そうなると継続が難しく挫折しやすいです。

体重60㎏の人が1時間行った際の消費カロリーは

  • ゆっくりのウォーキング :95kcal
  • ゆっくりのサイクリング:214kcal
  • エアロバイク(楽な労力):110kcal

です。

茶碗に軽く1杯のご飯のカロリーが約210kcalなので、運動で消費カロリーを増やすのがいかに大変か分かるかと思います。

酸素のかわりに糖をエネルギーとして利用する無酸素運動として筋力トレーニングがあります。

体重60㎏の人が30分間器具を使用した筋力トレーニングを行った場合の消費カロリーは220kcalとなります。

筋力トレーニングの方が短時間でのカロリー消費は高いですが、長時間行うことが難しいという欠点があります。ただし筋肉量が増えることで基礎代謝が高まり、普通に生活しているだけでもカロリー消費しやすい体になります。

どちらの運動にしても一番問題になるのが継続です。

あなたも運動をしようと思ったものの三日坊主になった経験がおありでしょう。

三日坊主におすすめダイエット法

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そこでおすすめなのが日常生活を行いながらカロリー消費を増やす方法です。

可能であればデスクワークはスタンディングスタイル(立って作業するスタイル)に変えるといいでしょう。僕も自宅で仕事をする際はスタンディングスタイルにしています。

座っている時間が長いと寿命が短くなったり病気になりやすいという研究結果も出ています。

またスタンディングスタイルの方が脳への血流が良くなり、パフォーマンスがアップします。

座っているときも背筋を伸ばして下腹に力を入れることで正しい姿勢を身に付けながら消費カロリーをアップできます。

エレベーターの待ち時間は軽く膝を曲げ太ももに力を入れることでスクワットに近い効果が得られます。太ももの筋肉は大きいので効率的にカロリー消費できます。エレベーターを使わずに階段を使うのもおすすめです。

どうしても自分でダイエットできない場合はパーソナルトレーナーに食事と運動を含めた指導をしてもらうのがよいでしょう。

最近はオンラインの普及によって自宅低価格で受けられるサービスもあるのでオススメです!

こちらのサービスはLINEで食事アドバイスを受けることができます。しかも多くのジムが糖質制限を強要するなか、プレズでは糖質も炭水化物も食べていい方針なのが画期的で素晴らしい点です。

さらにLINEのビデオ通話で25分×週2回のパーソナルトレーニングを受けることができます。自宅や出先でも専属トレーニングの指導を受けられるわけです。

価格もオンラインのためジムでのパーソナルトレーニングより80%OFFとなっているのがありがたいです。

今ならLINEで無料カウンセリングを受けられるので、少しでも気になった方は相談だけでもしてみるといいと思います。段落

最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>

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