やることが多いときの対処法

はじめ

生活するなかで日々やることが次々に生まれてきます。

この記事を読んでいるあなたは、おそらく仕事を含めた様々な活動を行うなかで、やることが多く辟易としていることと思います。

僕も医師として働く傍ら、株式会社と一般社団法人を運営し、毎日ブログ更新し、陶芸の修行をし、家庭での役割を果たし、趣味の時間を確保するといった具合に、日々やることが山積みです。

次々やることを終わらせていかないと、あっという間に生活が立ち行かなくなります。

今回は僕が日々多くのタスクをこなすなかで身に付けた、やることが多いときの対処法について解説します。

この記事を読めば、日々やることがたくさんあったとしても終わらせられるようになり、ストレスを軽減できるようになります。

書き出す

やることが多いと感じている時、多くの場合頭の中で実際よりも多いと感じてしまっている場合がほとんどです。

モヤモヤと霧がかかったような状態で、やることが明確になっておらず、何となくやることが多くて大変だと感じているだけのことが結構あります。

そこでまずやることを書き出すようにしましょう。

書き出すしてみると、たいてい思っていたよりもやることが少ないものです。

書き出す作業を行うことで頭の中のモヤモヤが晴れスッキリします。

優先順位をつける

次に書き出したものに優先順位をつけます。

まずざっくり今日中に終わらせるべきものか、数日猶予があるか、それよりも長期でいいかを考えます。

次に今日中に終わらせるべきものに優先順位をつけ、

優先順位の高いタスクから順に1、2、3・・・と番号を付けていきます。

思考力や意志力が必要なものから片づける

優先順位をつける際の大切なルールがひとつあります。

それは

思考力や意志力が必要なタスクを最優先にする

というルールです。

なぜならば、思考力や意志力は時間とともに弱くなるからです。

思考力や意志力を要するタスクは面倒なので、つい後回しにしてしまう傾向があります。

とっかかりやすい単純作業から手を付けてしまいがちです。

多いのがメールチェックから始めるといったケースです。

これはとてももったいないことです。せっかく思考力や意志力が強い状態である初めの時間を、無駄に消費してしまうことになります。

メールチェックは休憩中や移動時間などの隙間時間や、ながら作業で行うようにします。

ただしどうしても気乗りしない日は、とりあえず単調作業から取り掛かってエンジンを温めるのもひとつの方法です。この際、ダラダラと単調作業を続けず、20分で時間を区切るようにしましょう。

単調作業はながらで

先ほど少し触れましたが、メールチェックなどの単調作業はながら作業で行うようにします。

例えばテレビや動画を見ながらメールチェックをするといった具合です。

僕がおすすめするのは、音声学習をしながら単調作業を行う方法です。

今はyoutubeで学びになる講義動画などが簡単に入手できます。

聞き流しできるような音声であれば、他の単調作業をしながら学習することができます。

格言「廊下の隅の段ボールを片付ける」

この格言は以前youtubeからの音声学習で知ったものです。

これは、片付けたいとずっと頭の片隅で気になっているものは、サッサと片付けてしまおうという意味です。

この格言を聞いたとき、「なるほど!うまい例えだなぁ」と思いました。

あなたも廊下の隅の段ボールのように、緊急性はないからつい後回しにしてしまっているけど、ずっと気になっていることがあるはずです。

思い立ったが吉日、サッサと片付けてしまいましょう!

そして片付けたときの心理状態を確認してみてください。とてもスッキリ晴れやかな気分になっているのを感じるはずです。

この心理状態を実感することで、段ボールのようなタスクをサッサと片付ける習慣が身に付きます。

心にスペースが生まれ、他のタスクを入れられるようになります。

やめることを決断する

1日は全ての人に等しく24時間しかありません。

それなのにやることばかり増やしては、時間が足らなくなるのは当たり前です。

「やること多くて忙しすぎ!」

と感じているのであれば、思い切ってやることを決断しましょう!

今のタスクのなかで、惰性でやっているだけだったり、やっている割に実りが少ないものがないかチェックし、見つかれば止める決断をしましょう。

他の人に任せる

他の人に任せるという選択もあります。

家族や社員などにお願いするほか、外注するのもひとつです。今は様々な外注をオーダーできるマッチングサイトがあります。

外注すると費用はかかりますが、そのことで生まれる時間でより生産的なことができれば、十分ペイできます。

さいごに

やることが多いと精神的にプレッシャーを常に感じてしまい、余暇すら楽しめなくなってしまいます。

充実した人生を楽しむためには、多くのタスクと上手に付き合う方法を身に付ける必要があります。

今回ご紹介した方法を参考に、あなたなりの方法を身に付けてください。