習慣を変える方法

あなたは運動習慣を身に付けようと思ってジョギングやウォーキング、筋トレ、ジム通いなど色々試したのに続かず意志が弱いと悩んでいませんか?

実は運動習慣が身に付かないのは意志が弱いせいではないんです。

なぜなら、運動が続かないのは自制心の特性を理解していないだけなんです。

自制心の特性を知ってコントロールできるようになれば、無理なく運動習慣を身に付けることができます。

僕はこの方法を知ってから4年間筋トレを継続できています。

今回は自制心を上手にコントロールして運動習慣を身に付ける方法についてお伝えします。

これを読めばあなたも運動を継続できるばかりではなく、食事のコントロールや新しいスキルの習得などが容易になります。

結論からお伝えすると、自制心の疲労を回復させる方法と、自制心を鍛える方法を知ることで習慣を身に付けることができます。

自制心の鍛え方

習慣を変えるためには、自制心(セルフコントロール)が重要になってきます。

心理学では意志の力は自制心によって決まると言われております。

悪い習慣を絶つにも、良い習慣を続けるにも自制心が必要です。

そこで自制心の鍛え方についてお伝えします。

習慣を変えるために自制心を鍛えれば、人生のあらゆる場面で自制心を発揮できるようになります。

仕事や勉強においても、おおいに役立つでしょう。

僕も病気を乗り越えたことで、自制心を鍛えることができました。そのことで人生の様々な場面で役立っています。


自制心は筋肉のように訓練することで鍛えることができます。

自制心が鍛えられると、運動やダイエット、禁煙などで挫折しにくくなります。

日常簡単に鍛える方法として

  • 毎日簡単なエクササイズを行う(一日二回ハンドグリップを握る程度でも十分です)
  • 利き手と逆の手で歯磨きや食事、ドアの開閉を行う
  • 言葉遣いに気をつける
     
    姿勢を正しくする
  • 日々の食事内容や家計簿をつける

 
などの有効性が研究によって証明されています。

自制心の回復法

自制心を鍛えるには少し時間が必要なので、即効性のある方法をお伝えします。

それは自制心の回復法です。

ダイエットや運動などで失敗するのは、自制心が消耗しているときが多いです。

自制心は、RPGなどのゲームでいうとHP(ヒットポイント)のようなもので、今現在のレベルによって量が決まっています。量が少ない状態では、十分なパフォーマンスを発揮できません。

そこで必要になるのが、HPの上限を増やすか、HPを回復させる技術です。

前述した自制心を鍛える方法がHPの上限を増やす技術です。

いっぽう自制心を回復させるのは、ゲームでいえば魔法やアイテムで減ったHPを回復させるイメージです。

実生活では、休息したりリフレッシュしたりすることで回復できますが、時間がないときは以下の方法によって短時間で回復させられます。

  • 甘い物を食べて血糖値を上げる(回復ははやいが、再度疲労しやすい)
  • タンパク質、炭水化物で血糖値を上げる(即効性はないが持続性がある)
  • 自制心の強い人を思い浮かべる.
  • コメディーを見る
  • 自制できた際の褒美や報酬を用意する

潜在意識の特性を知る

潜在意識と顕在意識という言葉を聞いたことがありますか?

ざっくり言うと、意識的に行っているものが顕在意識、無意識の部分が潜在意識

人の行動のうち9割が潜在意識の影響を受けているとも言われています。

僕たちの行動や習慣を変えるうえで潜在意識について理解しておくことが必要です。

運動や禁煙、ダイエットなどが続かないのは潜在意識が現状を維持しようとするためです。

潜在意識は脳の深層にある脳幹から強く影響を受けています。

脳幹は爬虫類脳とも呼ばれ、呼吸や心拍、体温などを一定に保つ働きがあります。

脳幹にとって変化とは生命の危機を意味します。

そのため変化することを非常に嫌います。

この脳幹が持つ、一定に保つ性質の影響により、変化に対し潜在意識がプレーキをかけてしまいます。

結果、新しい習慣が長続きせず、元の状態に引きずり戻されてしまいます。

潜在意識が現状維持しようとするため、習慣を変えらず、挫折してしまいます。

挫折しないためのコツは

潜在意識が気付かないように、少しずつ習慣を変える

ことです。

いきなり食事の量を半分にするのではなく、一口分ずつ減らすことです。

小さな変化には潜在意識はブレーキをかけません。

まとめ:自制心と潜在意識の特性を知り習慣を変えよう!

自制心や潜在意識はがんばってどうにかなるものではありません。

特性を理解することでがんばらずに習慣を身に付けることができます

いずれも簡単にできる方法なので、今日からでも取り入れてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>