はじめに
医学的に治癒が望めないと宣告されたにも関わらず生還した人たちについて調べてみると、多くの共通点があることが分かりました。
その共通点を偶然として片付けてしまうべきではありません。
そこにこそ治癒するうえで重要な鍵があります。
生還者たちと同じ考えや習慣を身につけることで、あなたも自然治癒力を増すことができます。
この記事は以下のような人におすすめです。
以下に共通点を列記していきます。
生きたいという強い願望をもつ
人には強く願うことで、現実を変える能力が備わっています。
思考が生理機能や生活習慣、心の状態、免疫系などに影響を与え、治癒という現実を作り出します。
生きたいと望むことで生きるための現実が引き寄せられます。
末期ガンで治療手段がなくなったにも関わらず、生きると決意したことで治癒した人が多く存在します。
感情を抑制しない
マイナスなものも含めてすべての感情をぶちまけることが大切です。
何か思いを抱えたまま自分の思いを抑え込み鬱々と生きていると、治癒力は抑えられてしまいます。
心を解放することで生命力が湧いてきます。
自分を笑い飛ばせるユーモアをもつ
どんな悲惨と思われる状況であっても、見方を変えればそこにユーモアの要素を見つけることはできます。
第二次世界大戦中、アウシュビッツ収容所で過ごした精神科医ヴィクトール・フランクルは、地獄のような生活のなかであっても仲間たちと毎日ユーモアのある話をすることを取り決め、ユーモアを持ち続けていたそうです。
そうすることで気持ちをポ ジティブにし、死と隣り合わせの状況で不安を軽減し、生き抜く力を得たとのことです。
ユーモアの精神があれば、物事をポジティブに捉え、悲惨な状況を楽しむことさえできるようになります。
不幸と思われる状況でもポジティブ にとらえることで、自己治癒力が増します。
心を明るくし、笑いで満たす
笑いによって脳からカテコールアミンやエ ンドルフィンという物質が多量に分泌されます。
カテコールアミンは白血球を血液中に動員し免疫系を活性化します。
エンドルフィンは細菌やウイルス、腫瘍細胞などを破壊するナチュラルキラー細胞を働きやすくする作用や、痛みを緩和する作用があります 。
笑うことで肺や横隔膜の動きが促され、さらに血流が良くなることで酸素が細胞に供給されやすくなります。
笑うことによって免疫細胞が増え、自己治癒力が活性化します。
自己愛を持つ
自分を犠牲にして、自分のことをないがしろにしていると治癒力が抑制されてしまいます。
仕事や生活のためと思って無理をしていると体を壊すばかりです。
自己愛とはわがままになることや自分勝手に振る舞うこととは違います。
自分が大切な存在だと認識することで、周囲の人たちひとりひとりが大切な存在なんだと気付くことです。 自己愛がなければ周囲の人へ愛情を向けることはできません。
ですからまず自分の体と心と魂に愛情を向けてください。
あなたはかけがえのない存在です。
生まれてきた奇跡に気付いて感謝してください。 先祖が懸命に生きて命のバトンを渡し続けてきたことであなたは存在しているのです。
あなたには命のバトンに愛情をいっぱい注いで次に繋げる義務があります。
周囲への愛を持つ
自分ばかり大事にしても、周囲の人をないがしろにしてはいけません。
利他の精神をもち、周りの人の幸せを願うことで精神的な安定がもたらされ、治癒力が増します。
自己愛と利他の精神を両立させることがポイントです。
一見矛盾することのように思えますが両者は表裏一体なので両立させることは可能です。
自分を愛することで命の大切さに気付き、他の人の命を大切に思うことができるようになります。
愛情は物質ではないので与えたからといって減るものではありません。むしろ与えることでより増えるものです。
周囲からの愛を感じる
自分を愛し、周りの人を愛することで、 必然的に愛情に満たされた環境で生きることになります。
愛に満たされていることを感じることでポジティブなエネルギーに包まれ、体にも心にも良い影響が出ます。
他人の望むよう行動しない
人の顔色ばかりを気にして、周囲の期待にそうような役割を演じていると回復をさまたげます。ガンにかかりやすい人は、他人のことを気にする結果自分自身をないがしろにする傾向があります。
本来の自分らしく生きるよう心がけてください。
子供の頃好きだったことや楽しかったことを思い出して、そのことに取り組んでみてください。そうすることで童心に戻り、 本来の自分を取り戻すきっかけになります。
無邪気で遊び心をもつ
童心にかえって頭で考えず、心の赴くままに行動し、なんでも遊びにして楽しむような柔軟な心を持つと治癒力が増します 。
ちょっとしたことにも喜びを見いだし、どのようにしたら楽しく過ごせるかを心がけましょう。
心を平安にする
不安や恐れ、怒りといった感情は免疫力を落としてしまいます。
心穏やかにすごすことが大切です。
告知をされた直後などは仕方がありませんが、次第に現在置かれている状況を受容し、心を平安に保つことが重要です。
批判は受け入れるが、批判はしない
人の意見を素直に聞く心の大きさをもち、 人のことを批判しない寛容さをもつことが必要です。
そうすることで心を中庸に保ち、冷静な判断をし、正しい道を歩むことができます。
自分のことは自分で決める
自分の運命を他人に委ねてしまうと、ここ一番のときに生命力が発動しなくなってしまいます。
治療効果が得られなかったり副作用が辛かったりした際、自分で治療法を決めていないと結果を人のせいにしてしまい、負の感情が生まれ、状況を悪化させます。
自分で選んだ道だからと不退転の決意で治療に望めば天も力を貸してくれ、道が開けます。
問題を解決しようと努力する
人生には様々な問題は必ず起こるものです。その問題を恐れたり、避けて通ろうとすると、かえって問題にばかり意識がいってしまいます。
その結果、問題を引き寄せてしまいます。
問題を恐れるのではなく、自己成長の機会だと考え、その解決に全力で取り組むことです。
問題を楽しめるようになるとストレスが減りますし、不思議と問題自体起こらなくなります。
精神的に成長する
病気を自分が成長するための機会と捉え、闘病を通して内面を見つめ直すことで精神的に成長した人は治癒します。
精神的に成長することで周囲へ対する慈しみ、許しの精神が生まれます。
心に平安が生まれる結果、自己治癒力が増します。
健康なときよりも病気のときに僕たちは育つのです。
人に尽くすことを喜びと感じる
人の役にたつことを喜びに感じてください。
人のために働く人は免疫が活性化することが研究で明らかになっています。
ありがとうと感謝されるとポジティブなエネルギーが生まれ、自己愛が満たされ 心地よく感じます。
その結果自己治癒力が促進されます。
人とのつながりを強く感じ、人間関係を深める
いかに自分が多くの人に囲まれ、支えられ生きているかに気付いてください。
自分が出会うすべての人に対して感謝の気持ちを持てるようになると治癒力が高まります。
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